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テルミ様、明けましておめでとうございます。
本年もどうか、宜しくお願い致します。
お年玉代わりに、今回はピー・プロの幻の特撮ヒーロー、『豹マン』を紹介しようと思います。
『豹マン』は、事故で死んだ青年探偵が、ある科学者の死体蘇生装置『Ⅹ‐300』によって、豹の敏捷性と生命力を持つ、獣面人身のヒーローとなって蘇り、悪と戦うというSF番組ですが、パイロット版は作られたものの、結局お蔵入りしてしまった作品です。ですが番宣を兼ねて、『少年マガジン』と『ぼくら』にそれぞれコミカライズ作品が連載されました。
『マガジン版』は、さいとう・たかを先生を師とする南波健二先生と、独自の作品で人気のあったSF作家、故・宮崎惇氏のコンビで、さいとう先生譲りの劇画調のデザインと、宮崎氏独特のSFストーリイが非常にマッチしており、これぞSFマンガというべき作品です。また、『ぼくら版』は桑田次郎先生が手掛け、年齢層はマガジンより低めですが、桑田先生らしいシャープな豹マンのデザインが恰好良い作品になっています。
現在は、どちらもマンガショップにて上下巻で復刻されているので、興味があったら、是非読んでみて下さい。また、豹マンのパイロット版は、動画でも時々うpされています。
では長文になりましたが、今回はこの辺で…。
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